








時代:明治後期~大正
技法:色絵
径約18㎝/高さ約2.5㎝
商品番号:40M18
明治後期以降になると量産化を目的としたのでしょうか、転写と手描きを併せた絵付けが増えてきます。
こちらのお品は吹き墨と色絵付けの手法の組み合わせ。濃淡効かせ、柔らかなタッチで現れた月と樹々。加えた色絵付けは控えめな発色。伸びやかな筆致で想いのままに筆を走らせている為、其々の絵付けに個性を感じます。造形は程良く肉厚で、端反りの口縁が使い勝手良さそうです。
こちらの器は金彩を使用しておりますので電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。