






















時代:明治前期
技法:ベロ藍,染付
径約/高さ約
商品番号:33M97
この頃から輸入され始めた化学染料ベロ藍。ベルリンから輸入していたことからその名が付きます。特徴的なのは発色の良さ。濃く、深いお色味は江戸期の呉須と比べると一目瞭然。よりモダンさが増す印象です。
今回は尺越えの大皿で登場。見込み(中央部)は百花の王牡丹。ふっくらとした花弁を巧く表現していますね。それを囲う縁文様には四方に獅子。百獣の王らしい逞しい目つきですがその見た目は可愛らしく、思わずほっこりしてしまいそう。
大人数でのお食事にはもってこいの大皿。使われない期間は飾り皿としても活躍できそうです。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。