



















時代:江戸中期
技法:柿右衛門白磁,陽刻
径約13.5㎝×10.5㎝/高さ約2㎝
商品番号:23E5①(店舗在庫)
一般の染付の食器と比べ、少生産である上に、比較的高級品として作られた白磁の器。柿右衛門白磁は、僅かに黄色を帯びていて柔らかく温かい乳白の色。白磁ならではの気品さもあり、華やかな佇まい。
器面には菊の花が陽刻であしらわれ、その間には大きな菊の花弁が挟まれます。大小の菊尽くし。指で触れて凹凸を確かめたくなる美しい造形です。柿右衛門白磁の内側から光るような柔らかな白をお愉しみください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。