時代:江戸中期
技法:染付
径約18.5㎝/高さ約2㎝
商品番号:19N35(店舗在庫)
染付としても伊万里磁器として最初のかつ最高の達成を示したとされる藍柿右衛門手。焼成技術も進歩し、より歪みも傷もない完璧な素地が作られるようになり、その余白を生かした構図も多くみられます。
控えめに咲く草花の中、淑やかに花を咲かせるのは桔梗の花。縁文様には柔らかに色づく花唐草文様。唐草の合間に姿を現す獅子が緻密に描き込まれます。段差を付けて広がった鍔縁は緩やかな輪花型です。高台内には輪線を引き、中央には目跡が残っています。裏柄は花を添えた唐草文様です。口縁にホツがございます。写真にてご確認くださいませ。
※こちらの器は、実店舗「西公園前店」にて販売中です。西公園前店にて実物をご覧いただけますので、ご希望がございましたらお問い合わせくださいませ。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。