












時代:明治前期
技法:色絵
径約11.5㎝/高さ約9.5㎝
商品番号:32M72
三方にピンク、黄色、藍色の菊花が散ります。葉の付き方が花と一体化し、ふわりと広がるのが優雅。全体に流水に桜図が描かれ、たおやかな曲線に心惹かれます。ピンクとゴールドの柔和な色合いが目に優しく、色絵ですが派手過ぎずにこれからの暑い時期にも使いやすい意匠です。
高台内に「富善製」と。源六製の富永源六の弟・善九郎の窯で源六製と似た質の良さがあります。
保温にも便利な蓋つきの茶碗。うらっ返して小皿にしても使えるので一つあると便利なものになるかと思います。
こちらの器は金彩を使用しておりますので電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。