時代：大正~昭和戦前 技法：色絵 径約11.5㎝/高さ約2㎝ 商品番号：23M8 量産化や染料の節約から、余白が多くなってくる大正以降の色絵皿。素朴な色使いや手法で、普段使いにも使いやすいお品が多いです。 こちらの絵付けも吹き墨の技法が月と水面に使われ、奥行きを感じる意匠で帆掛け船が描かれます。満月の朱色が心を温かくしてくれるように感じます。 時代背景からか、豪華絢爛な色遣いが多くみられます。 明治後期以降になると量産化を目的としたのでしょうか、 転写と手描きを併せた絵付けが増えてきます。 お一人用のお取り分け皿や、ちょっとした おかずの盛り付けに重宝できます。 こちらの器は金彩を使用しておりますので電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。 ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。