









時代:明治前期
技法:紙摺り印判
鮮やかなベロ藍が鮮烈に映り、見込みから口縁に向かって広がる捻子文。紙刷手法で表された愛らしい牡丹花が顔を覗かせ、梅、青海波文と散らされた丸窓との対比が美しい絵付けです。藍色の器面に緑の染料が優しい雰囲気をもたらします。側面は瓔珞文様でモダンな装い。文様続く口縁は緩やかな輪花を描き、端反りとなります。
見込みに焼成中に出来た目跡がございます。写真10枚目をご参照下さい。
径約28.5㎝
高さ約10㎝
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。
スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。