






時代:明治前期(最幕末期)
技法:染付
明治前期と称しましたが最幕末期のお品かもしれません。
神前や神棚の装飾品として左右一対並べて置かれた御神酒徳利。今回は高さ30㎝弱の大徳利で一点豪華な佇まいです。肩から胴、底までは緩やかな丸みを帯び、首は細く長いです。発色鮮やかな蛸唐草は大小様々、器面を埋めるように描き込まれ、高台周囲は連弁文がめぐります。このまま飾っても良し、花や枝物を活けても良い形です。
口縁に小さなカケがございます。写真7枚目をご参照下さい。
口径約2.5㎝
胴径約12㎝
高さ約28㎝
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。
スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。